こんにちは、yabby。です。
丹依悠。さんのDNで、興味深い記事を拝読いたしました。
http://akaiakina.diarynote.jp/201303192046457761/
せっかくなので、スワローズファン的視点からも書いてみたいと思います。

さて、スワローズの黄金期と言えば何といっても90年代の野村政権。
9年間で優勝4回、日本一3回という数字は素晴らしいの一言です。
さすがに、“V9”ジャイアンツや“常勝”ライオンズには劣りますが。

では、この時期のスワローズがスモールベースボールをしていたか?と言えば否でしょう。
追記:上記の一文は誤解を招く表現でしたね。
言いたかったのは「野村監督が志向していたのは今でいうスモールベースボールに違いなかったけど、色々な制約があって完成しなかった」ということ。
「この時期のスワローズにスモールベースボールができていたか?と言えば否」ぐらいの表現が正確だったでしょうか。
言葉足らずな部分につき、お詫びして訂正いたします。

確かに古田-土橋・池山-飯田というセンターラインは鉄壁でしたが、それ以外のポジションにも守備の上手な選手ばかりとはいかなかったようです。
ゴールデングラブ受賞者を見ても、古田と飯田以外が受賞したことは稀です。(90年柳田、91年角、92年池山、97年宮本の4名。センターライン以外に限れば柳田と角のみ)
オランダ代表監督として有名になったミューレンも、決して守備はうまくなかったと記憶しています。
投手力に至ってはもっと酷く、石井一久や高津など一部を除けば「再生工場」頼み。
9年間のチーム防御率は93年の3.20が最高、次いで97年の3.26。あとは3点台後半か4点台ばかりです。
V9時代、第2期藤田政権がほぼ2点台だったのとは対照的ですね。(森ライオンズは意外とチーム防御率が悪くて驚きました)
野村監督が守備を軽視していたとは思えませんが、編成上の都合もあったと推察。
そしてこのあたりが“常勝”になりきれなかった原因なんじゃないかなぁ、と愚考いたします。

今年のスワローズは、果たしてどうなるでしょうか?
去年はチャンスに弱すぎたので、真の意味での「タイムリー」が多く出るようであれば、優勝も夢ではないかなぁ… と期待しています。

さすがに眠くなったのでこの辺で。じゃ、また。

*追記*
丹依悠。さんが当記事を見てくださったようで、こちらよりもずっと詳しい考察をしていただいております!
当記事のデータは「東京ヤクルトスワローズ40年史」(ベースボール・マガジン社)掲載のものでかなり信頼のおけるものですが、考察部分については眠い頭で考えて書いたもので主観が大きく、汗顔の至りです。
こちらをご覧の皆様、是非とも当記事中のリンクから飛ばれることをおすすめいたします。

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