こんにちは、yabby。です。
2012年スワローズの総括を書いてみたいと思います、今日は野手陣。
*捕手
 相川亮二 72試合 220打数54安打 .245、1本塁打、28打点 三振33
 中村悠平 91試合 209打数53安打 .254、1本塁打、15打点 三振31
 川本良平 27試合 43打数11安打 .256、1本塁打、4打点 三振13

(参考:2011年)
 相川亮二 126試合 409打数100安打 .244、1HR、33打点 三振62
 川本良平 42試合 75打数13安打 .173、2HR、4打点 三振23
 中村悠平 13試合 6打数2安打 .333、0HR、0打点 三振0

今年は相川の加入以来初めて、正捕手の座をおびやかす選手が現れた年になりました。
打撃成績を見ると、打率では中村が上回っていますが打点は相川。この辺は経験の差なんでしょうか。
一方、中村と言えば肩。今季の盗塁阻止率は.467にのぼります。
相川のデータが見つからなかったので比較できませんが、12球団合わせてもタイガース・小宮山に次ぐ堂々の2位でした。
ただし、リード面では無理に裏をかきに行くようなところがあり、オーソドックスな相川のリードと比べて信頼感が薄いようです。
CSでも、相川が3試合ともマスクをかぶり、中村の出番は全くありませんでした。
この悔しさをバネに、来季は開幕スタメンを奪取する勢いで頑張ってもらいたいですね!
*来季期待の選手:中村悠平

さんざん語ったので、もういいですよね?
*内野手
 田中浩康 139試合 486打数133安打 .274、2本塁打、40打点 三振60
 川端慎吾 125試合 453打数135安打 .298、4本塁打、49打点 三振56
 畠山和洋 121試合 455打数121安打 .266、13本塁打、55打点 三振64
 宮本慎也 110試合 356打数95安打 .267、3本塁打、23打点 三振38
 森岡良介 100試合 245打数61安打 .249、1本塁打、18打点 三振44
 武内晋一 52試合 82打数20安打 .244、1本塁打、3打点 三振14
 藤本敦士 66試合 78打数17安打 .218、0本塁打、3打点 三振12
 山田哲人 26試合 44打数11安打 .250、1本塁打、1打点 三振11
 野口祥順 39試合 38打数10安打 .263、0本塁打、0打点 三振11
 三輪正義 65試合 29打数8安打 .276、0本塁打、0打点 三振5

(参考:2011年)
 田中浩康 142試合 511打数129安打 .252、1HR、40打点 三振63
 川端慎吾 117試合 399打数107安打 .268、4HR、46打点 三振51
 畠山和洋 142試合 494打数133安打 .269、23HR、85打点 三振94
 宮本慎也 136試合 474打数143安打 .302、2HR、35打点 三振37
 武内晋一 73試合 102打数22安打 .216、2HR、11打点 三振27
 森岡良介 52試合 86打数22安打 .256、0HR、6打点 三振20
 藤本敦士 23試合 44打数9安打 .205、1HR、6打点 三振7
 野口祥順 26試合 14打数2安打 .143、0HR、1打点 三振3
 三輪正義 54試合 13打数1安打 .077、0HR、0打点 三振2

内野では、やはり「ポスト宮本」が2013年の最重要課題になりそうです。
先日ゴールデングラブを受賞した時のコメントでも、「いつまでも40を超えたおっさんに負けているようじゃダメ」と語っていました。
三塁に川端が回って森岡や山田がショートに入るのか、あるいは打撃重視で一塁松井淳・三塁畠山となるのでしょうか。

そして、もう一つの課題が「代打」になると思います。
控えの選手で、代打で出てきた時に期待感を抱かせる選手が正直いません。
カープの前田智徳のように、ネクストに出てきただけで威圧感のあるような選手がベンチにいると、作戦の幅も広がると思います。
正直、藤本や飯原では力不足の感が否めませんね…

このあたりを考えると、岩村選手の獲得は理にかなっていそうです。
日本に戻ってきてからは精彩を欠いていますが、実績では誰一人かないません。
岩村の前に背番号1をつけていた池山コーチの熱血指導でよみがえれば、代打の切り札を十分任せられます。
勿論「箸にも棒にもかからず全くの期待外れ」ってこともありえますが、期待してみるだけの価値はあると思います。
*来季期待の選手:三輪正義

森岡なんかの陰に隠れて影が薄いですが、密かに期待している選手です。
特筆すべきは犠打の技術。一点を争う接戦の終盤、投手の代打で出てきて100%バントと決めつけられた中でもあっさり決めるだけの力を持っています。
俊足はもちろん、打撃も昨年から大きく向上しました。
来季のセンター争いは上田、雄平、比屋根などライバルばかりですが、開幕戦のスタメンに三輪の名前があっても全然驚きません。
理想的には2番で起用したいので、ミレッジ-三輪-川端 という並びがよさそうです。浩康は7番で。

…余談ですが、ラヴニカの《素早い正義/Swift Justice(RTR)》というカード、個人的に「三輪」というあだ名で呼んでいますw
*外野手
 ミレッジ 125試合 476打数143安打 .300、21本塁打、65打点 三振79
 バレンティン 106試合 353打数96安打 .272、31本塁打、81打点 三振92
 福地寿樹 83試合 188打数48安打 .255、0本塁打、19打点 三振29
 飯原誉士 50試合 93打数15安打 .161、1本塁打、6打点 三振13
 上田剛史 50試合 148打数38安打 .257、0本塁打、14打点 三振30
 雄平 47試合 143打数40安打 .280、0本塁打、8打点 三振19
 松井淳 46試合 143打数41安打 .287、5本塁打、15打点 三振26
 比屋根渉 43試合 44打数12安打 .273、0本塁打、2打点 三振1
 宮出隆自 37試合 54打数16安打 .296、3本塁打、8打点 三振11
 ユウイチ 21試合 37打数7安打 .189、0本塁打、1打点 三振3

(参考:2011年)
 バレンティン 140試合 486打数111安打 .228、31HR、76打点 三振131
 飯原誉士 64試合 103打数13安打 .126、0HR、8打点 三振20
 福地寿樹 40試合 58打数9安打 .155、0HR、5打点 三振13
 ユウイチ 51試合 57打数11安打 .193、1HR、8打点 三振8
 宮出隆自 28試合 40打数12安打 .300、0HR、3打点 三振7
 上田剛史 12試合 30打数8安打 .267、0HR、0打点 三振5

外野は、故障などなければ両翼はミレバレコンビで安泰でしょう。
問題はセンター、それも「一番・センター」という非常に重要なポジションになります。
上田、松井淳、比屋根がつかみかけては故障で逃がしていった定位置。最後には雄平がとりあえず獲得しました。
来季もまずはこの4人の争いから。内野のところで書いたように、三輪だって参戦してくる可能性は十分あります。
今のところ、上田が半歩ぐらいリードしているように思えます。
*来季期待の選手:佐藤貴規
2012成績:一軍出場なし
(ファーム成績:97試合 343打数103安打 .300、4本塁打、33打点)

こちらでは育成枠の佐藤選手を取り上げます。
入団時は「由規の弟」として話題になりましたが、2年目の今季はファームでレギュラーを獲得。
イースタンリーグ6位の高打率を残し、月間MVPも獲得しました。
来季は3年目、育成選手としては実質最終年。キャンプからオープン戦で結果を残せば、早期の支配下登録もありえます。
他の外野手がもたもたしているようなら、そのまま一気に一軍デビューもあるかも!?

今年はこんなもんで。じゃ、また。

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