【プロ野球】開幕直前、2012スワローズ展望。

こんにちは、yabby。です。
各メディアで順位予想が出始めましたが、相も変わらずスワローズの評価は低いですねぇ。
某誌とか某誌とか、あることないこと書いてくれやがりまして誠にありがとうございます。
毎年のことで多少は慣れたとはいえ、やっぱりムカつきますね。秋には見てろよ！

さて、それはさておき。あまり置きたくないですがさておき。
開幕直前恒例、今季の展望を書いてみたいと思います。
オープン戦を首位で終えたスワローズ、今季の戦力はいかに？

＃投手／先発
各紙報道などによれば、開幕カードのジャイアンツ戦は石川・村中・赤川の左３枚が有力とのこと。相性などを考えても順当なところでしょう。
そして、次のタイガース戦は館山・由規・ロマン。館山と由規は調整不足が気になりますし、これも妥当に思います。
ロマンはオープン戦16イニング無失点と抜群の成績。特に何がいいのか？と言われると難しいですが、慣れられるまでは大崩れはなさそう。ある程度情報が知られてからが本当の勝負になるでしょうね。

このローテではいかんせん左右が偏りすぎですが、アクシデントも何もなく最後まで行くとも思えませんし、交流戦で再編という可能性もあります。
また林昌勇が復帰すれば、外国人枠の関係でロマンが下がるということもありえます。その場合は増渕をリリーフから戻すか、日高や七條らを使うことになるでしょう。

＃投手／リリーフ
最大の懸念事項はクローザー・林昌勇の開幕不在。
しかし、バーネットや松岡といった昨年の勝ちパターンに加え、おととしセットアッパーを務めた増渕がリリーフに再転向することで不安はかなり解消されました。
林昌勇は６月で３６歳、２年契約も今年で終了。３年目は一応オプションがあって来季も契約する可能性はありますが、かねてメジャー志向が強いだけに退団も十分ありえます。
場合によっては、このまま増渕がクローザー定着なんてこともあるかもしれませんね。

この他、タフネス右腕押本、貴重なリリーフ左腕久古、トライアウトから結果を残した阿部健太の開幕一軍がほぼ決定的。
松井光介、日高、平井らが続く感じでしょうか。

＃野手／スタメン
今季のスワローズと言えば、最大の課題は「ポスト青木」。
キャンプからオープン戦を通じて激しく争われてきましたが、まずは上田で決まりのようです。
さすがに打撃技術はまだまだですが、足と守備なら青木より上。盗塁とかガンガン仕掛けていってもらいたいですね。

その上田ですが、小川監督は２番で起用する構想を持っているようです。
俊足の選手といえば普通は１番に置かれるものですが、小川監督は「２番は左打者が理想」と考えています。
昨季、ノーアウトで青木が出塁して田中浩康に回ってきたら、よほど点差が開いていない限りはほぼ100％バントでした。
これは青木が足を痛めて盗塁が難しいこともあったので、今季も上田－浩康で同じことをするとは考えにくいです。
上田が塁上からプレッシャーをかけても、浩康がバント一辺倒ではよくありません。みすみすアウトを１つくれてやることになります。
打順を逆にした場合、浩康が出塁して上田ならバント以外の攻撃も考えられます。
チャンス拡大に失敗しても、上田が塁に残れば足でプレッシャーをかけられます。
そうなれば打者にだけ集中するわけにいかず、後続にいい形でつなげていくことができます。
一部新聞では「内海攻略オーダー」などと書かれていますが、実はこの形こそが小川監督の理想形。
他球団で言えばホークス・本多のような役割を、上田に求めているのだと思います。

上田の件が長くなってしまいましたが、他のレギュラーはほぼ確定。
３番レフトミレッジ、４番ファースト畠山、５番ショート川端（開幕間に合ったのはデカイ！）、６番ライトバレンティン、７番サード宮本、８番キャッチャー相川。故障などなければ、開幕戦はこの並びでほぼ間違いなさそうです。
宮本が2000本安打を達成した後は、５番サード川端、７番キャッチャー相川、８番ショート山田（森岡）になるんじゃないでしょうか。

＃野手／控え
捕手の控えはまず川本、続くのは新田か中村。
中村の強肩は全球団合わせても有数と言われるだけに、もうそろそろ一軍に定着してもらいたいですね。
年齢的に相川のフル出場は期待できないだけに、休ませる試合でスタメンマスクを勝ち取ってもらいたいです。

内野の控えは武内、山田、森岡。水田、三輪が続きます。
川端、山田、森岡とショート候補が守備に難ありなので、水田は守備固め要員として貴重な戦力になるかもしれません。

外野の控えは比屋根、飯原、雄平。ユウイチと宮出が続き、福地は右足ふくらはぎ肉離れで開幕には間に合わなそうです。
ルーキーで唯一開幕一軍に残りそうな比屋根は俊足が売り。オープン戦では積極的に盗塁も試みており、20日のジャイアンツ戦で失敗するまでは11回連続で成功していました。
昨季代走で活躍した三輪が盗塁には消極的だったので、盗塁もいける比屋根は新たなオプションになりそうです。
それと、雄平を中継ぎ左腕としても使うという案は本気なんですかね？外野手に転向してからコントロールがよくなったという説もありますが。w

現状のスワローズ展望は、こんなところですかね。
かなりの部分を上田に割きましたが、それだけ期待しているということでもあります。
明日は順位予想を書く予定です。じゃ、また。