プロ野球:予告先発、セ・リーグも導入…全144試合で
プロ野球セ・リーグは8日、東京都内で臨時理事会を開き、先発投手を前日に公表する「予告先発」の導入を決めた。今季から交流戦を含む全144試合で実施する。クライマックスシリーズ(CS)では行わない(パは実施)。日本シリーズも、セとしては採用しない方針。
セは2年連続で観客動員数が前年を下回り、人気回復策の一環として予告先発の導入を検討していた。1日の理事会では阪神が慎重な姿勢を示し結論は出なかったが、この日、6球団が一致した。シーズン後などに効果を検証するという。
セ理事長の佐藤良平・中日球団代表は、「野球にまだ距離のある人に、近い存在になるためには必要。狙いはより広いファンに野球を知ってもらうこと」と話し、「前日に(登板する投手の)インタビューも可能だろうし、いろいろな工夫ができると思う」と語った。CSで実施しないことについては「短期決戦での投手起用はシーズンと違う。面白さを損なわないためにも(導入は)難しい」と述べた。
予告先発は、パが83年の開幕戦で導入し、94年以降は全試合(05年からの交流戦を除く)で採用。セは94年に毎日曜日と、両チームが合意した巨人・広島の全カードで実施したことがある。【鈴木篤志】
毎日新聞 2012年3月8日 18時44分(最終更新 3月8日 19時12分)
こんにちは、yabby。です。
セでも予告先発の導入が決まりましたね。
個人的には「条件付賛成」ぐらいかなぁ… と思っています。
「先発投手を予想する楽しみが減る」といった批判も聞かれますが、コアなファン側からのものであって新規開拓を目的とする以上は予想されていたはず。
問題は、先発投手を公開したからといってそんなに観客が増えるのか?というところ。
今のセで、プロ野球にあまり詳しくない人にも知られていて、名前だけで客を呼べる選手なんているでしょうか。
それこそダルビッシュ、田中将大に匹敵するような選手でないと無理でしょうね。
各チームがそういった選手を育成できてはじめて、予告先発の導入が意味を持ってくるように思います。
コアなファンとしても楽しみが広がるので、そうなってくれるのであれば(少なくともそういう方向に動くのであれば)賛成したいと思います。
スワローズの戦術から言うと、あまり変化はないように思います。
アクシデントがなければ先発ローテは堅いので、奇襲をかけることは少なそうです。
であれば、予告先発導入によるデメリットは限定的ですね。
オープン戦も本格化し、いよいよ球春が近づいてきました。やっぱりこの時期はワクワクしますね。
来週は忙しいので、再来週のオープン戦は行ってこようかな?と考えています。
じゃ、また。
コメント
セリーグだと逆にローテの穴の試合とかに、観客が酷い事になりそうです。
小川監督も賛成すると見せかけて「ファンが望むのであれば」、と釘をさして(確信犯の嫌味かも)ましたね。
本当にファンの為と思うなら、オールスターのファン投票の際に賛否を募ればいいのにと思います。セリーグ球団トップはパリーグのハンカチマーのプラチナチケットの経験が羨ましくて仕方が無いんでしょうね。
去年の開幕強行といいプロ野球の選手は兎も角、NPB、特にセリーグの考え方はどんどんファンから離れて行く様で残念です。
個人的意見ですが、オールスターのファン投票で賛否を募るのは違うかなぁ、と思います。
記事にも書きましたが、今回の措置は新しいファン獲得が目的。すでにファンになっている人にいい影響を与えないことは承知の上で導入されたと思っています。
投票をするのは当然プロ野球ファンですから、賛否を募っても否の方が多いに決まっていますよね。
田中vs斎藤に匹敵する、話題性を持った対決がセにあるかと言えば疑問です。
例えば予告先発導入を告知するポスターを作るとして、投手を2人起用するなら誰がいいでしょうか。
内海vs吉見?澤村vs前田健太?知名度で選ぶならいっそ三浦ですかね。
新規開拓も重要でしょうが、既存のファンを大事にすることも考えてほしいものです。
それでは、失礼いたします。