【オールスター】155キロを連発 地元で初先発 由規「仙台でできてよかった」
2011.7.24 20:41
 楽天の嶋選手会長による「ヒトの力を信じて」とのスピーチとともに始まった被災地・仙台での球宴。全セの先発マウンドに上がったのは、仙台で生まれ育った由規(ヤクルト)だった。2失点したものの、全25球中23球がストレート。出場投手最速の155キロを4球も投げ込んだ。

 特別なマウンドだった。震災で仙台育英高時代にバッテリーを組んだ先輩の斎藤泉さんを亡くした。自身の家族が車中泊を余儀なくされた時期もあった。6月上旬に左脇腹を痛め、一時は出場が危ぶまれたが、「(球宴で)投げたい気持ちが強くてここまでこられた」。公式戦での復帰を前に、地元のファンに元気な姿を見せつけた。

 マウンドでは緊張で震災のことを考える余裕はなかった。「まだまだフォームがバラバラ」と課題を口にしたが、仙台で投げたことに大きな意味があった。

 スタンドには斎藤さんの両親を招待した。斎藤さんの父、匡さんは「ストレートで攻める投球はすごかった。みんな、暗い気持ちから一歩一歩はい上がっているところです」と、再起への思いを由規の力強い投球に重ねて見入った。スタンドには、そんなファンが数多くいたことだろう。

 由規は「ファンが喜んでくれる姿を見て、仙台でできてよかったと思った」と顔を上げた。「ケガでチームに迷惑をかけたし、取り返せるように頑張りたい」。自身の投球でヤクルトを優勝に導くことが、最大の“復興支援”と信じ、後半戦のマウンドに立つ。(森本利優) 

今日は仙台でオールスター第3戦でした。
注目はなんといっても、全セ先発の由規!
ファイターズ稲葉にツーランホームランを浴びるなど2回2失点でしたが、オール直球で最速155km。後半戦は十分に戦力として計算できそうです。
岩手出身ということもあって四番に座った畠山は4打数1安打。初回のチャンスで凡退したのが惜しかったですね。
青木は4打数ノーヒット。こちらも二回、一死満塁でのゲッツーが痛かったです。
宮本が3打数2安打、バレンティンは3打数ノーヒットでした。

ところでオールスターといえば、来年は神宮と松山での開催が予定されているそうです。
神宮は言うに及ばず、松山もスワローズにはゆかりの地。
そこで小川監督がオールスターの指揮を執るとなれば、スワローズファンにとってこれほど素晴らしいことはありませんね!

さて、これでお祭りは終了。火曜日からは早くも後半戦開始です。
スワローズは神宮でのカープ3連戦から。その次は福島と神宮でジャイアンツ3連戦です。
初戦はどうやら、石川vsマエケンになりそうです。
マエケンは今季、スワローズ戦は2試合に登板して勝ち負けなし、防御率は1.38。
厳しい戦いが予想されます。
当面の目標は、あと3勝に迫った小川政権100勝。是非神宮で達成してもらいたいですね!
優勝へ向かって一歩ずつ、輝け!小川!!

じゃ、また。

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